本文へジャンプ2012年 8月号

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統合医学で健康になる会
会 長 宗像 久男 (銀座ヘルスケアクリニック前院長)

当会は「日本から癌と難病をなくし日本をより良い国にすること」を目指す統合医学医師の会の先生たちが、提唱・推奨している優れた治療法・検査法・健康法の啓蒙・普及活動に協力し、応援することです。西洋医学的手法に限定せず、効果的な代替医療を組み合わせることで、現在は未だ広く普及していない優れた方法を、日本中に啓蒙・普及するお手伝いを通して、社会の発展に寄与するとともに、日本から癌と難病を根絶することを目指します。

【当会のミッション】

当会のミッションは宗像会長が提唱する「5年以内に癌をなくす!」を合言葉に、百匹目の猿現象に代表されるムーブメントの伝播を起こすことです。

当会では「癌は不治の病ではなく生活環境悪化による代謝不全病で、細胞の先祖還り現象であり、癌の初期段階は低体温・低酸素に起因し、その主要な要因は、高ストレスと栄養不均衡の慢性状態である」という、安保徹先生の仮説を支持します。

そして、安保先生の仮説を理論的基礎として、実際の臨床に応用した宗像久男先生の臨床理論を支持します。

安保先生の仮説と宗像先生の臨床理論に従えば、癌は栄養障害に起因する代謝不全、抗酸化不足、血流障害などに伴う低体温が原因の半分で、もう半分は、過度なストレスや浅い呼吸に起因する酸素不足によって発生するエネルギー障害、つまりミトコンドリアのサボタージュ(=細胞の先祖還り現象)です。

対策としては、代謝不全、抗酸化不足、血流障害への対策のための栄養対策と運動対策、そしてエネルギー発生障害への対策として、酸素保全のための呼吸法の工夫とストレスの緩和が重要です。

つまり、安保先生の仮説と宗像先生の臨床理論を基盤とした場合、癌という疾病に対する具体的な解決策は、手術、抗がん剤、放射線の多用ではなく、より自然な治療法、つまり食事療法としてゲルソン療法や食養法、栄養療法としてサプリメント療法や点滴療法、温熱療法として注熱療法や岩盤浴や温泉療法、その他、呼吸法、ホルミシス療法、リラクゼーション療法などの、統合医療的な複合治療が有効であるといえます。

私たちは、そうした癌に対する具体的な知識を世間に広く拡げることで、日本の医療が変わると考えています。

「原因不明の難病で、かつて不治の病だった壊血病は、ビタミンCの不足が病気の原因だと世間に広く浸透した結果、なくなりました。」

「江戸患いと言われ、やはり不治の病と恐れられた脚気は、ビタミンB1欠乏が原因だと、世間に浸透した結果、消えて行きました!」癌という病気も同じです。

安保理論とその対策としての統合治療法が、世間に広く浸透すれば、癌という病気は近い将来、無くなり得ると、私たちは考えています。そして、それは最短5年で達成できる可能性があると私たちは考えています。

現時点での「情報」を、近い将来、日本人の「常識」に変えるために、100万人以上の心ある賛同者に、この事実を伝える事が当会の目標です。

【当会の活動方針】

1、当会及び当会の会員は、顧問医師・提携医師が推奨し実践する優れた方法を、世に広げる啓蒙活動のお手伝いをします。
2、万人に効果が高い唯一の方法を探すのではなく、あなたにだけ確実に効果がある治療法の組み合わせを探す事を推奨します。
3、治療効果の測定は、実験データより実際の治療現場での臨床効果データをより重視し、定期的な効果測定(血液検査・尿検
査など)を推奨します。

4、治療法の選択にあたっては、選択の基準方法として、「根拠に基づく選択

  =EBS(Evidence Based Selection)」を、推奨します。

 ※根拠に基づく選択とは、選択する際の判断材料について、その根拠をたしかめてから、選択する方法論です。

 人生は、選択の連続ですが、人は往々にして、重要な選択の場面で、専門家といわれる人や、学者、有名人、友人などからの情報を、鵜呑みにして、特に疑うこともなく、調べることもせずに、根拠なく信じ込んで、選択に至る場合が多いようです。

ところが、このような、判断の基準を人任せにした選択では、望まない人生を歩む危険性が高まります。

 そこで、情報を提供してくれた人に、その情報の「出典=情報の出処」を聞いてみましょう。たった、これだけで、判断材料としての、情報の有用性がぐっと上がります。

 もちろん、出典が曖昧な話は、選択の基準としては不足ですし、情報の出典が明確だった場合は、その出典にあたれば、その情報が信頼に足るかどうかを、自分なりに判断できることになります。

 情報の「出典=出どころ」を尋ねる。(出来れば、それを習慣にする)

 たったこれだけで、重要な選択が、人任せの判断ではなく、できるようになります。こうした「根拠ある選択」をした場合、少なくとも、自分自身でしっかりと進路を選択した分だけ、望まない人生を歩む危険性は低くなります。そして現在のような情報が氾濫した世の中では、本物の情報を選ぼうとした場合、こうした根拠に基づく選択「EBS」は、非常に重要だと、当会では考えています。

 【癌治療の選択に於けるEBS】

ところで、癌治療や、難病に対する治療法の選択といった場面では、出典を尋ねても判断しかねる場合があります。

専門知識を有していないと、そうした場面での正しい判断が出来にくいからです。

そこで、当会では、そうした選択の場面では、出典の代わりに、次の質問をすることを推奨します。

 「あなたの家族が同じ病気だとして、あなたは、この治療法を、あなたの家族に対しても、最善の治療法として、勧めますか?」

 「この治療法で、あなたは今まで、何人の患者を救ってきましたか?」

専門的な医学知識がなくても、この質問をすることによって、その治療法が最善の方法かどうか、医師や治療家の態度など言動から、判断できる場合が多いです。

その上で、医師や治療家が、自信をもって勧める、と推奨した治療法に関しては、自分なりにしっかりと根拠を調べた上で、選択すると良いでしょう。

こうした「根拠ある選択」をした場合、医師や治療家の言いなりでなく、自分自身でしっかりと治療法を調べてから選択した分、望まない治療結果となる可能性は低くなると考えられます。

毎度、松本先生のためになる資料提供には感謝します。今回も多数なる資料の中でどれを選択したら良いか悩みました。贅沢な悩みです、こんな悩みならいくらでもOKです。

「節電要請」という茶番と「計画停電」という脅し

7割以上が「再稼働すべきでない」「再稼動は時期尚早」と回答している世論調査の結果を無視して、首相官邸前に集まった20万人(日本野鳥の会調べ)の「再稼働反対!」の声を無視して、専門家による「原子炉の真下に活断層と連動して動く可能性のある破砕帯が走っているから早急に調査すべきだ」という指摘を無視して、有識者らの「ベントも耐震事務棟もなく防潮堤の嵩上げもしていないのに再稼動は危険すぎる」という指摘を無視して、大飯原発の前で6月30日から7月2日未明まで丸2日間もがんばった有志たちの非暴力の訴えを無視して、野田首相と関西電力は大飯原発3号機を再稼働させた。

何のために?

政府と関電の説明によれば、「原発を再稼働させないと電力不足になる」からだそうだ。たぶん、今でも多くの人が、この「電力不足」って理由を信じてるだろう。あたしはずっと前から「電力不足は原発を再稼働させるためのタテマエ」「原発など動かさなくても電力は有り余ってる」って言い続けてきたし、その根拠となるデータも紹介してきたけど、未だにツイッターとかメールとかで「あなたが原発に反対するのは自由ですが電力不足になったら多くの人が困るんですよ」なんて突っかかってくる人がいてヘキエキとしてる。

で、そんな人たちにも「電力は有り余ってる」ってことを理解してもらうために、今日は、大飯原発が再稼働してからの関電と政府の対応を取り上げようと思う。分かりやすいように、時系列で書いてみる。ちなみに、これは、すべて大手新聞で報じられた内容で、関電が自ら発表した内容だ。

7月2日 大飯原発3号機の制御棒を引き抜く。

7月3日 核分裂が始まったことを確認。

7月5日 大飯原発3号機の発電を開始。フル稼働したら火力を最大で8基停止すると発表。

7月6日 火力6基(合計300万KW)を停止。

7月7日 大飯原発3号機の出力が100%に達したため、9日にはフル稼働で118万KWを発電できると発表。関電はさらに2基の火力を停止する予定。政府は「9日に大飯原発3号機がフル稼働すれば関電管内の節電目標を15%から

10%に緩和する」と発表。 

 この流れを見れば分かるように、関電は

原発1基(118万KW)を再稼働させた代わりに火力6基(合計300万KW)を停止させたのだから、トータルの電力供給量は182万KWも少なくなった。さらに2基の火力も停止すると言ってるんだから、もっと少なくなる。それなのに政府は「節電目標を15%から10%に緩和する」って発表したのだ。

ようするに、節電なんてまったく必要ないってことじゃん。つーか、それ以前に、原発を再稼働させた代わりに火力を止めるのなら、もともと電力不足の心配なんてなかったワケじゃん。「このままじゃ電力不足で大変なことになる!原発を再稼働しないと大変なことになる!」って大騒ぎしてたのに、何これ?

百歩ゆずって、118万KWの原発を再稼働させた代わりに118万KWの火力を停止した‥‥ってのなら、まだ多少は理解の余地もあるけど、あれほど「電力不足」って言葉を連呼してたのに、118万KWの原発を再稼働させた代わりに300万KWの火力を停止して、さらにあと2基も停止する‥‥って、もう一度言うけど、何これ?

その上、電力供給量が182万KWも少なくなったのに「9日に大飯原発3号機がフル稼働すれば関電管内の節電目標を15%から10%に緩和する」って何?‥‥って感じの今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?

 ‥‥そんなワケで、関電は「大飯原発3号機がフル稼働したら火力を最大で8基停止する」って発表したのに、フル稼働する前にトットと6基もの火力を停止した。これについて関電は「火力は燃料コストが掛かるから」と説明してる。

はあ?あんた自分が何言ってるか分かってるの?

これじゃあ「このままでは電力不足になってしまうので原発を再稼働します」じゃなくて「このままでは火力の燃料費で赤字になってしまうので原発を再稼働します」ってことじゃん。何よりも、電力供給量が182万KWも少なくなったのに、7月1日から関電管内で実施されてきた15%の節電目標が10%に緩和されたっていうトンチンカンな状況を見ただけで「もともと電力不足なんて嘘でした」ってことを証明しちゃってるじゃん。

だいたいからして、当初は、政府も関電も「2年前と同じくらいの猛暑になった場合、真夏のピーク時に電力不足になる」って説明してたんだよ。つまり、例年並みの気温なら原発を再稼働しなくても問題ないって言ってたんだよ。枝野さんだって今年1月の時点では「今年の夏は原発がなくても何とかなる」って言ってたほどだ。

だけど、5月に気象庁が「今夏の長期予報」を発表して「今年の夏は例年並みか例年以下」ってことが分かると、突然、政府も関電も「2年前と同じくらいの猛暑になった場合」って部分を口にしなくなり、ついでに「ピーク時に」って部分も口にしなくなり、とにかく何が何でも「このままだと夏に電力不足になる」って連呼し始めた。そして、「このままだと夏に電力不足になる」から「大飯原発の再稼動は絶対に必要」だと言い出した。

高まる世論の批判に対しては「電力不足になって停電になればお年寄りが熱中症で亡くなってしまう」だの「自宅で人工呼吸器を使っている人たちの命に関わる」だの「中小企業が次々と倒産してしまう」だの、とってつけたような脅し文句が続き、挙句の果てに仙谷さんなどは「原発を再稼働しなければ日本中が集団自殺だ!」「江戸時代のローソク生活に戻りたいのか!」などと支離滅裂な恫喝を始める始末。

百歩ゆずって政府や関電の言う通りに電力不足になったとしても、計画停電するのは「真夏のピーク時」、つまり、日中の2~3時間ほどなんだから、ローソクなんか点けなくても十分に明るいよ!アホ!‥‥なんてのも織り込みつつ、前回のブログから、あたしは、どんなに最低最悪な相手でもキチンと「さん」付けで書くことにしたので、変態セクハラ強欲オヤジのことも一応は「仙谷さん」なんて書いてるので、ナニゲにストレスが溜まってくる(笑)

 ‥‥そんなワケで、世論の批判の声が大きくなってくると、今度は「大飯原発を再稼働できなければ計画停電をすることになる」って言い始めた。とうとう「計画停電」という水戸黄門の印籠までチラつかせて管内の電力利用者を脅し始めたってワケだ。そして、関電管内では15%、他のエリアも「関電に電力融通をするため」って理由で5%ほどの節電目標が決められた。これらは何のデータも示さずに関電が勝手に言ってるだけのデタラメな数字を元にした節電目標だ。

さらには、大飯原発の再稼働の予定日が近づいて来ると、今度は「大飯原発を再稼動しても電力は不足するので節電だけでなく計画停電も必要だ」って言い始めた。今までは「原発を再稼働すれば計画停電はなくなる」と思ってた人たちはビックル一気飲み状態になった。でもこれは、関電の株主総会での八木社長の「大飯原発以外の原発もできるだけ早期に再稼働したい」って言葉を聞けば簡単に理解できるだろう。ようするに、「大飯原発を再稼働させてもまだ電力は足りない。だから次の原発も再稼働させる」っていうシナリオに沿ったものだ。

とにかく、あたしが細かいことを説明しなくたって、7月2日に大飯原発3号機の制御棒を引っこ抜いてから7月7日にフル稼働するまでの「まるで事前にシナリオができてたような手際のいい流れ」を見れば、子どもだって「何これ?」って思うハズだ‥‥ってなワケで、結局は「このまま火力が大きな割合を占める状況が続くと赤字が膨らんでしまう」ってのがホントのとこの「原発再稼働」の理由であることは火を見るよりも明らかだ。何しろ関電は、6月末の株主総会で、原発の再稼働の必要性を説明する上で、「電力不足」の代わりに、こうノタマッてる。

 「当社の原発11基がすべて停止したままの状態だと、9000億円という膨大な燃料費と代替コストが掛かってしまい継続的な経営が難しくなる」

 とりあえずは「電力不足」で大衆を脅して最初の1基を再稼働させる。1基でも再稼働して既成事実を作っちゃえば後はどうとでもなる‥‥ってのが電力会社と政府の考え関電の株主総会に来てるのは、もちろん全員が関電の株主だから、関電の経営状態が悪くなれば株価が下落して自分たちが損をするって思ってる人たちだ。だから、そうした人たちに原発の必要性を訴えるためには、「電力不足になる」なんて嘘をつくよりも、本音で話したほうが話は早い。

 ようするに、ザックリと言っちゃえば、本音は「金儲けのための再稼働」なんだけど、そんなこと株主以外には言えないから、とりあえずは「電力不足」で利用者を脅して最初の1基を再稼働させる。1基でも再稼働して既成事実を作っちゃえば後はどうとでもなる‥‥ってのが電力会社と政府の考えってワケだ。

 ‥‥そんなワケで、この「火力は燃料コストが掛かるから原発を再稼働させないと経営が苦しくなる」って説明は、関電だけじゃなく、北海道電力や四国電力を始め、多くの電力会社が今回の株主総会でおんなじセリフをノタマッた。利用者に対しては「このままでは電力不足になるから原発を再稼働したい」と言い、株主には「このままでは赤字になるから原発を再稼働したい」と言う。まさに「本音と建前の使い分け」の顕著な例だ。

そして、原発推進派の多くも、この「発電コスト」っていう経済的な理由を口にする。だけど、あたしが以前から指摘してるように「原発は発電コストが安い」なんてのは電力会社が原発を推進するために捏造したマヤカシだ。「原発はCO2を出さない」ってのも、所詮は「発電時にはCO2を出さない」ってだけの話で、全工程を見れば大量のCO2を発生させてる上に、大量の温水を海へ排出してるために、それが地球温暖化を加速させてる。

これとおんなじで、原発の発電コストにしても、電力会社は「発電時」のコストしか計算していない。そんなインチキ計算をすれば、燃料を使い続ける火力のほうが発電コストが高くなるに決まってる。たとえば、石炭火力の場合は、燃料である石炭が燃え尽きたあとの焼却灰の処理費用まですべて計算して、1KWの電力を1時間発電するためにいくら掛かるのかっていう発電単価を試算してる。だけど、原発の場合は、使用済み核燃料の処理費用をまったく計算に入れてないのだ。

また、火力を始めとした原発以外の発電の場合は、その施設が老朽化した場合の建て替え費用なども計上して計算してるのに、原発の場合は老朽化した場合の廃炉費用を計算に入れてない。

使用済み核燃料は、未だに処理方法も場所も決ってないほどデタラメな状況だけど、仮に国内のどこかで地層処分することが決まったとしても、その費用は10兆円とも20兆円とも言われてる。老朽化した原発の廃炉費用は、原子炉1つで約5500億円、原発を11基持ってる関電は、廃炉費用だけでも約6兆円を計上して発電コストを試算しなきゃならない。

こうした「原発に必要な費用」をすべて計上して正しく試算すると、発電コストは火力の数倍になる。さらに言えば、今回の福島第一原発の事故のような予定外の費用も掛かる場合があるんだから、各電力会社がこれからも原発を使い続けるつもりなら、こうした「もしもの事故の場合の処理費用」だって発電コストに上乗せして考えるべきだろう。

事故を収束させるための費用、被害者への賠償、放射能汚染してしまった広大な面積の土地の除染費用、海洋汚染によって今後他国から請求されるであろう賠償、そして、数年後から多発する危惧されている被曝による健康被害への賠償、、こうしたすべての費用を足し算して、それで原発の発電コストを試算すべきだろう。 

 ‥‥そんなワケで、日本で唯一原発を持たない沖縄電力は、原発を持つ他のエリアよりも電気料金が高い。じゃあ、どれくらい高いのかって言うと、契約形態や使用料によって多少の差はあるけど、ごく一般的な家庭の平均値を例にとると、29.04円/KWH(キロワットアワー)だ。一方、あたしが住んでた東京で東電が原発をフル稼働させてた時の電気料金一般家庭の平均値は、24.13円/KWH、わずか5円の差だ。つまり、原発をすべて止めたって、5円しか変わらないのだ。その上、原発を持たない沖縄電力は、使用済み核燃料の処理費用も老朽化した原子炉の廃炉費用も掛からないから、長い目で見たらどこよりも電気料金が安いってことになる。結局、「原発を再稼働しないと電気料金が大幅に値上がりする」なんてのは「節電要請」や「計画停電」とおんなじで、すべては「再稼働ありき」のための脅しだってことだ。だから、ネットをやらないお年寄りとかが、これ以上、電力会社や政府の嘘に騙されないように、このエントリーをプリントアウトして、配ってあげてほしいと思う今日この頃なのだ。

追加で

電気が足りないから原発再稼働…でいいのか

「福島の教訓が生かされていない」と警鐘を鳴らすのは、原子力ムラと闘った知事として知られる福島県の佐藤栄佐久前知事です。

【佐藤栄佐久・福島県前知事】

「(電気が)必要だから(原発は)安全なんだ、という理論は福島が起きたから展開しないと思っていたが、大飯を見ていたら大変なんだ、病院で電気がとまったらどうするということになっていつの間にか安全という話になっている」

10年前、東京電力で起きた福島第一原発などのトラブル隠し問題で検査のため東電管内の全ての原発が止まりました。

最大限の安全対策をすべきと訴える佐藤前知事に対し、「東京が大停電する、経済が破綻する」とマスコミからのバッシングが起きたといいます。

さらに国からは「安全対策」は十分できていると猛反論されました。

国によって作られた「安全神話」

結果として福島第一原発の事故が起きました。

福島のように「再稼働ありき」ではなかったかと、佐藤前知事は訴えます。

【佐藤栄佐久・福島県前知事】

「国の方で脅しをかけてきた。

『知事が言うことじゃない、国が安全を確保してやってるいんだから』と。

結果として嘘だった。

前の体質が今度の大飯の場合になかったのか、みなさんが検証した方がいい」

他の電力会社よりも原子力に依存しているために深刻な電力不足に陥った関西電力管内。

福島の教訓を今後どう活かすのか、もう一度一人一人が考えなければなりません。  

きらら杯に参加して 松本 欣之

7月15・16日、宇部市の東部グラウンドで開催されたグランドソフトボール大会「きらら杯」に鍼灸トレーナー(ボランティア)として参加しました。僕は「グランドソフトボール」という競技を見たことがなかったので「どういう風にプレーするのだろう?」ととても興味がありました。正直「目が不自由では、そこまで迫力ある試合にはならないのではないだろうか?」という気持ちがありましたが、自分の考えが間違っていたことにすぐに気がつきました。弱視の方は勿論ですが全盲の方も打って走って守って、1プレー1プレーに「すげぇ~!!」と圧倒されてしまいました。ボールの転がる音、仲間の声・手を叩く音、自分の感覚と経験、それらを頼りにとてつもない集中力でプレーしている姿は、とても輝いていました。仲間との強い信頼関係というのも、見ていて感じ取ることができました。

それだけ本気でプレーして、しかも普段はそれぞれ仕事をしながらなので、練習時間がきっちり取れるわけではない状態です。怪我も自然と増えてくる様で、「両方のハムストリングスの肉離れをしたことがあって、走るときに突っ張る感じがある。」「ショパール関節辺りに違和感がある。」「大腿四頭筋が常にだるい感じがする。」「前距腓靭帯を2度切ったことがあって、手術したけどやっぱり強度が落ちるよね。」などの訴えがありました。「・・・ありゃ?何故にこの人達はこんな単語を知っているのだろうか?やはりアスリートはこういうことも詳しいのかな?それとも・・・まさか・・・?」と思って話を聞いてみると「私も鍼・灸師です。」との答えが。・・・なるほどね。・・・こりゃ気まずい(^-^;)とは思いましたが、今の自分にできることをさせていただきました。少しはお役に立てたかしら?

競技も無事に終わり、後片付けが済んで「そろそろ帰ろうかぁ。」と言っていた時に雨が降り始めました。まるで終わるのを待っていてくれたかのように。実はこの大会の前日、バケツをひっくり返したような大雨に激しい雷という最悪の天候だったのですが、当日は嘘のようなカンカン照り(笑)これは、参加された選手・関係者の皆様の「思い」がそうさせたのではないでしょうか。正しく「きらら杯」ですね!!

その後、共にトレーナーとして参加されていた鍼灸師会の先生方と打ち上げ♪なぜかしら「愛」についてのディープな会話が飛び交っておりました愛の形は人それぞれみたいで(笑)まだまだ僕の知らない世界が沢山ありますなぁ。しみじみ( ^^) _U~~

最後に、大会中ずっと動き回ってお世話をされていた安田先生・宗岡先生・筒井先生、本当にお疲れ様でした!他の先生方も、いろいろな話を聞かせて下さってありがとうございました!

いつもお手伝い御苦労さまです

ナイスバティング

無料体験コーナー盛況中

全盲の人のスイング

宇部市長の挨拶
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   編集後期

 ここ最近の異常気象(特にゲリラ豪雨)には、異様なものを感じます。対岸の火事として見過ごす訳にはいきません。単なる海水温の上昇による気象変化で片付けられる問題なのでしょうか?・・・・

 人類が自然に対する畏敬の念を忘れ、自然との共生を無視してきたことに対する警鐘ではないかと思わされるのは、私だけでしょうか?・・・・・・・・・

 “第1回きらら杯”スポーツケア参加の先生方、蒸し暑い中、大変ご苦労様でした。前日の豪雨で開催があやぶまれましたが、無事に終了できました。安田先生をはじめスタッフの先生方のご苦労は大変なものがあったと、ご察しいたします。来年以降も引き続きこの大会が行われるそうですので、絶大なるご協力をお願い致します。        M.M

あっという間に8月にはいってしまいました。去年も暑かったですが今年も中々です。

7月の「きらら杯」は欣之君がレポートを書いてくれているように、試合は大変面白いです。我々晴眼者もやってみるといいかなぁという感じです。ただルールが複雑で審判等の人数増えるようです。

地域で10年以上続いている夏の行事の1つが終わりお盆までに残り2つがあります。

こういった行事を行うとき、積極的に参加する人しない人、全くの無視の人、文句だけいう人等いろいろです。だからこの世は面白い、時代的に今の若い世代は手伝いはしない、金は出さないただなら参加をしいつの間にやらいない、本人は分からないと思っているけど逆に目立つのに。       S・T